安心な学校生活・安全な通学路の確保

〇用水路沿いの通学路

 国道を一本中に入ると非常に道幅が狭い中、車の交通量は非常に多い地域が安佐南区には多くあり、「安全に通学できる通学路の確保」は重要な課題の一つです。

 転落防止の柵もあるところとないところありますが、用水路は非常に深く、通学路となっている道も幅が非常に狭い状況なので、安心して通学できる通学路の確保について多くの声をお伺いしています。

グレーチング等を用水路にかぶせることで、転落防止・道幅の拡張ができ、より安心できる通学路の確保ができるとの声もおうかがいしています。

 今後も引き続き対応していきます。

下の写真は、原南小学校周辺の用水路横の通学路の様子です。

〇道幅の狭い通学路における通勤車両と通学・通勤者の離合

 また、歩道がなく車が通行する道を通学路として利用している箇所もあります。その道を通学路として通わせているお母さんからは「通学の時間帯だけでも通行止めにできないものか?」ということもお伺いしました。

調査(下の写真2枚目)すると、下の写真の箇所については、9年くらい前は200台以上の車が通り抜けをしていたそうですが、その当時地域から署名も集め、幹線道路からの侵入口に時間帯規制をかけ20台程度の通行量に抑えたとのことでした。現在はまた、若干増加したようにも思います。さらに、実態としては54号線から183号線への通り抜けの抜け道として大半の車が通行していることもわかりました。地域の皆さんが危険に感じる箇所でありますし、私も見守りをしていて感じるのは、特に低学年の小学生はまだ視野が狭く、車が来ていることに気が付かず傘が車に接触するなどのケースが多々見受けられます。見守り箇所を増やし、声掛けにより現在は安全を保っている状況です。引き続き関係各所と調整していきます。

〇カーブミラーの角度修正

 これまでは死角があったため、自転車と歩行者、車両などが衝突する可能性が高く危険 でした。カーブミラーの角度を修正し、死角の部分をなくすことができました。

〇道路舗装による水たまりの改善

 子供たちは道路の右側を通って通学していますが、雨の日は途中大きな水たまりができるため、その場所を避けるように膨らんで通行していました。それにより後方から来た車との接触事故の可能性が非常に高かったため、舗装し、排水についても管を通すことができました。

 また、下の写真は、上安駅(アストラムライン)から上安保育園に降りる階段下の水溜まりの改善要望を受けました。

 ここは、通勤通学をされる皆さんをはじめ、上安保育園へ通われているお子さんを送り迎えされる皆さんも通る道です。

 特に小さいお子さんを抱っこしながら階段を降り、水溜まりを避けて通っている状況でした。行政へ要望し、早期にご対応頂き、改善することが出来ました。

〇通学時の見守り活動

 登下校中の見守り活動について、地域の皆さんとPTAで分担しながら行っていますが、行って頂く方が足りず、現在担って頂いている地域の皆さんの負担が大きくなっている現状があります。

 「見守り活動」を行って頂く方の裾野を広げる、また「ながら見守り活動」のさらなる普及をおこなうことにより、児童が安全に通学できる環境を地域でつくっていくことが重要であり、そのためには、町内会・自治会といった組織は重要であり、新たに創設せずとも今ある組織を充実させることが様々な面において重要です。

 なにか活動するためには費用も発生し、その費用負担を町内会・自治会が手弁当でするのではなく、行政としてもサポートしながら、地域活動を行って頂くよう「安心して暮らせる街」を地域の皆さんとともに創ることが重要だと考えています。

〇児童館の設置

 現在児童館が設置されていないエリアが現状あります。

 保護者の皆さんが安心して仕事ができる環境づくり、地域のつながりをより強固なものにするためにも児童館の設置も重要なツールだと考えています。

 地域の方々と児童が交流する機会を創出することにより、地域において皆さんの顔がお互いに見え、防犯など様々な面で強化できることも強みだと思います。


〇広陵学園の前の通り(若葉台へ続く道)

 熊などの獣が出没するエリアです。また近隣には伴中学校などもあり、学生が多く通学路として利用していますが、街灯がほとんどなく危険だという声を頂いています。保護者の方からの声であり、安全な通学路を整備する観点から対応が求められています。

 関係各所へ要望し、対応していきます。

丸山幸一郎 広島市議会議員(安佐南区) 公式サイト

広島市、安佐南区で生活する中で「もっと暮らしを良くしていきたい」。 主役である「地域に暮らす皆さん」の声がしっかり意見反映されるべき。 広島市で今どんなことが議論されていて、そのことについて地域の皆さんがどのような考えを持っているのか。しっかり対話し、生の声を議会・政治の場に反映させる。 そのために、しっかり地域を歩き、今後も活動をしていきます。

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